池袋は芸術の振興に協力的な区だと私は個人的に勝手に思っている。
芸術祭 フェイスティバル東京など、区を上げての芸術祭がある。
劇場も多くある。
劇場が存在してもそれを行えるだけの環境がなければ、成り立たない。
本当は補助金がなくても勝手にやっていけるスポンサーなどがいればなお良いのだが、それはまた別の時に話すとしよう。
さて、池袋にシアターグリーンという、一つの建物に3つの劇場がある。というか専用の施設が存在する。
そこで行われた芝居に脚を運んだ。
最近私は芝居の中でも即興芝居ばかりをメインに見ていて普通のストレートプレイを見るだけの時間も金も心にも余裕が無い日々を送っていた。
ですが、ですが、どんなものでも原点ってあるじゃないですか。
ストレートプレイってその原点の一つだと思うんですよね。それも一つと、
友人がでているというのが大きなポイント、その人のために脚を運んであげたい。いわゆるファン意識ってやつが重要なんです。
今回は重要な友人が3人も関わっていた。
2人は東日本大震災の時に一緒に舞台にたつはずであった仲間。
1人は即興で知り合い一緒に演技をやってみたいと思えるような魅力的な女性
私も稽古と稽古間の時間にたまたま空きができ、
「これは行けという意味なんだろうな」と、勝手に解釈をし半分は3人に会いに
もう半分は楽しそうな芝居を見て何を思うかという考えで行ってきた。
芝居の内容は 葬儀のシーンを使った芝居。
葬儀って仏門的には個人を送りだす儀式なのだが、リアルなことを考えると生きている人がこの後どのように過ごしていくかのけじめの儀式なのかもしれないって思うことができたのが、良かった。
生と死は非常に深いテーマで簡単に答えを出すことができない要素だ。
生きている間に何を残し、何をやらしてもらえるのか。
分かったから苦労はしないだろう・・・・・・・・
そして面白い人生でもないと思う。
先日私のヨガのBKSアイアンガー先生が95歳で他界された。
インドでの葬儀のしかた、日本のでの葬儀のしかた。
国が違えばその考えもやり方も全く違う。
同じ人間なのに。
私はそんな複数のテーマを考えさせれた芝居だったと思う。(まぁ芝居はコントなんですけどね)
ちょっとだけ宣伝
この芝居まだやります
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