コンテンポラリーダンス公演 Light2 発見と感謝

コンテンポラリーダンス公演 Light2 発見と感謝

IMG_5524.JPG今日は踊りの舞台を久々に見に来た。
コンテンポラリーというジャンルでた。

先日のピナバウシュのオーディションと繋がりは一切ないが、自分がダンサーであると、踊りがかけがえのないものと感じられた昨今。

コンテンポラリーをどんな風に見ることができるのだろうか。

そんなテーマのもとに今回自分が見ることにした。

私は直感的には好きな踊りの現代舞踊であるが、なぜか頭では理解ができないことがあった。
単純に私には難しすぎて、何がいいのかわからなかったのだ。
消去法的なものと直感でモダンダンスをチョイスしていた。
動きの質や構成などは非常に興味深く、やるのは好きだが、創ることに関しては疑問を脱ぐいきることができなかった。

今回の舞台は私にとって新鮮な感覚と、理解を与えてくれた。

各、コリオグラファーが、オムニバス形式で行う舞台。

6作品だ。
ここで好みが分かれた。

「シダ」
「イガミナルサッチ」
「FARM STREET 〜とおるがとおる〜」
「Dear Budapest」
「reprise」
「irradiate」

このような作品が出された。
コンテンポラリーの名のもとに特に法則があるわけではなく、自由に行われる。

コンテンポラリーというと、動きの世界を見せるという概念があるような気がした。
私も、そう思う。日常でない。何かを舞台空間で演出をしていく。

近年はダンサーのテクニックがすこぶる向上したのでその ”技” で見せる傾向もあるのだが、そうなると、作品ではなく、”技”見てしまうので、難しいところだ。

では私の一つの答えを感じらた。

私はコメディーが好きなんだと

インプロもそうだが、難し表情で感じるものより、笑顔でみて楽しむことができるものが、最も自分が望んでいるものなのだろうと思った。
つまりは頭をつかうのではなく、直感的に面白いものに引かれるということだ。

これは自分の中では革命的な発見だった。
今まで、どんなジャンルが好きなのかよく理解ができていなかったし、
そして、自分が求めているものもわからなかったからだ。

他のひとから言わせると、低俗な踊りと言われてしまうかもしれない。

だが、これはあくまで、個人的な好みの話で、私がただそうなだけだ。

テクニックも嫌いじゃない。ただ、自分ではできない。
そこが踊りの構成の一部として、自然に流れ、テクニックとして見えていなければ、なお良い。

友人がでていた。能見先生の「irradiate」私の100%好みが合致する作品ではないが、細かいディティールや流れが見える作品だった。

速度でごまかすのでなく、動きを追求してくれた。さらに、シンプルな照明でより動きが際立っていた。(勝負は体好み)
2年前も同じものを見たが、その時はそこまで感じることができなかった。

このながれ、を演出できること、かんじられること。この2次的要素はアートには必要な要素だ

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自由で良いのだ。綺麗に見せながらもダンサーが楽しんでいる姿、姿勢。表情。
この一瞬の出来事こそが、私がこのジャンルに惚れている理由なのかもしれい。
10年踊ってやっときづけたことだ。
自由でいいのだ。

 

 

コンテンポラリーダンス公演「Light2・・・光・灯・照」
公演日時
1月23日(金) ○19:00開演(18:30開場)
1月24日(土) ○13:00開演(12:30開場)
○17:00開演(16:30開場)
出演
内田香、折田克子、菊地尚子、能美健志、中村隆彦、金子礼二郎、松崎えり、二見一幸、柴田恵美、三浦ゆかり&佐藤昌枝
料金
前売り・当日:3000円(税込・全席自由)
未就学児の入場はご遠慮願います。
チケット発売日
当日券あり。
各開演時間の1時間前より、
ホール受付にて販売いたします
お問い合わせ
・トーフ工房 E-mail:tofukobo@gmail.com
・IMAホール tel: 03-3976-2000 (平日月~金 9:30~17:00 電話のみ)
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