ル・コルドン・ブルー という料理学校

ル・コルドン・ブルー という料理学校

今までに料理学校というところに行ったことはない。
料理は見て真似たり、ネットでの記事を参考にしたり、佐々木さんの作るレシピ完コピーするなど、
言ってしまえばそんな感じだ。


でも今回この、ザ・名門というぐらいの料理学校になぜ、行くのだろうか。

1895年からはじまるこの学校。こんな場所にいけることは自分ではまずいけない。
料理人になるぐらいの気合がなければ、入ること、受けることができないぐらいにコストは結構なものだ。

 今回はいつもながらお世話になっているTABI LABO のコラボレーション企画で、エントリーのデビューコースつまりは体験みたいなものを企画してくれた。これは私にとってはラッキーな企画だ。コストも今回は5000円という金額、私にとっては結構な金額だが、アイコン料理部そのものとの金額のコストは一緒、しかもしばらくはないということを考えると、考える余地はない。すぐに申し込んだ。

実際が会場に行ってみたが、まず、その調理場にびっくり。

大型のグリル ガスコンロも全てフラットでどこにでも移動ができる状態。足元もオーブンが設置されている。これが、プロの現場なのか、このような世界でフランス料理の現場を感じ何より、その場の機材を使い料理を行うことができるということ、最高の機材があるなか、私はいかに自分たちの家庭でそれを再現できるかが重要なことだと思う。(どう考えても業務用の数々、これがあれば、何でも料理ができそうだww)

今回作ったものは、仔羊の骨付き背肉のハーブパン粉焼き


フランス語はさっぱりだ
パナージュと仔羊のジュ 更にはガルニチュールという株の煮物か。

しばらくは慣れないからよーく研究しないとね。

 

シェフにやり方を教えてもらいながら、さくさく時間を決められその時間内にミッションをこなさないといけない。


いわゆる厨房はこんな感じでたたかわれているんだろうな。と少しだけ分かった。
カブの向き方一つとってもどれだけ変わっていくのか、料理とは思いやりの塊ですね。


ビーツをつかい。色と味をととのえる。


シェフはもちろんフランスの方なので、フランス語を知らなければ、何を言っているかわかない。
通訳必須。マトンについて細かく説明をしてくれた。
匂いの原因は脂肪や筋などの赤み以外の部分がほとんどのようだ。


切った骨も煮込んで、スープの材料に、もちろん匂いの出る部分はカット済


シェフの華麗なる包丁さばきに参加者一同、ため息が出るぐらいに取り込まれていく。


日本ではやらないが、肉と衣のつなぎにマスタードを使用するというのも学んだ。


出来上がったスープ日本で言う「旨味」の凝縮したもの、手間をかけた分だけ、洗練された旨いものになっている。


このような環境で毎日戦場のように料理を作ること、
日々挑戦をし続ける調理場の人たちがいることをこころより感謝したいと私は思いました。

そして、自分もそんな料理を提供できるようになったらいいな。
せめて、自分を好いてくれる人たちだけにでも・・・。

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