アラヤシキの住人たち という映画

アラヤシキの住人たち という映画

先日 TABI LABOのイベントでRe Think TVというイベントがあった。
その時に話しになった、話題に上がったのは、TVを見ない人がいるということだ。
そういう私もそのうちの1人でTVすら持っていない。
映像の仕事やメディアに準ずることをしているにもかかわらずにです。
それはTVそのものが意味あるものとして捉えられないということ、時間に対する対価が圧倒的にすくないという意味が大きいということ特に現在の日本ではバラエティーばかりになってしまって面白みにかけるという話だ。

けつろんそのなかで今度9月から米国からやってくるTVサービスのNETFLIXのコンテンツのはなしになった。そこのドキュメンタリーの映像は大変おもしろいということ。
そしてそれがまとまったコンテンツがあるということ。IMG_1623

ここに意味があってドキュメンタリーの面白さが注目されてきているだ。
私もそうだが、結局はその場で体験をしているようなもの、作られたものでなく、そのままのものをみたいわけです。

そんな作り上げられたものではなく、何もしなくてもその場には見たこともない体験をしたこともない世界がある。その疑似体験

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想像できるだろうか?マンションで暮らし電車やバスでどこまでもいけてしまう東京。コンビニの数も冷房も電気もトイレもありとあらゆるものが、手に入る。東京。
そことは全く違った世界。同じ日本でありながら、全く違う。
自給自足の生活を基本とし打ち捨てられた集落の90年前に作られたアラヤシキそこで、さまざまな人たちが共同生活を行う。競争ではなく、協力の社会をめざして。
同じ人間でありながら決して相容れない人という存在それが密接に関わり生まれも育ちも違う人達が協力という関係を気づいていく。
今の社会生活よりももっと人らしいのではないだろうか?
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これも何かの縁なのかも知れないが、私はこの真木に出てくる宮嶋家の娘である野乃花。彼女とインプロで知り合った友人がいる。
以前から実家の話やその写真を見せてもらった時に私は心底興味をもって心がざわついていた。
そんな話から、映画になると聞いたものだから、楽しみにしていた。
映像の中でみる彼女の母親と父親そして一緒に生活をしたであろう住人たち、
ちょっと違った目線でこの映画を見ることができたのも役得だろう。
間違いない彼女はこの親や環境あっての彼女なのだ。

 

 

 

 

 

IMG_1661世界は狭くなった。飛行機を使えば数時間でいける範囲はどんどん拡大している。
私達にとって費用面を除けば、どこかへ行くことは容易い。

AIRBNBを通して今全く違う文化の人達と私は暮らしたり、言葉を交わしたりしているが、やはりひとつの壁のようなものは今だに感じるのだ。
それだけ人間は難しい生き物だんだと思う。

1人じゃ生きられないのに、1人がいい。悩み、考え、探し続ける存在。

旅以上に興味深いもの、それは体験とそこにある空気感のようなものだろうか。

だって人間なんだもの。好奇心というものの塊で常に欲求が存在するのだから自分の心が踊ることをこれからも見つけていきたい。

まずは野乃花の実家に行くことは当面の目標の一つだ。(笑)

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公式サイトが存在する。ぜひこの映画を見て欲しい。
東京であれば、ポレポレ東中野 ロングランで公開中だが、8月以降の予定はわからない。
ぜひ時間が有る方見ると良いだろう。
更に特別鑑賞券というのがあるので、ネットに入力すると安くなるようだよ。ww

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