3月4日に渡辺美佐子さんの朗読会を行う間に・・・。

だいぶ、時間が経ってしまったが、3月4日の朗読会を行う間にまだ、内容が確定していない時に私縁があって、千葉県の木更津に足を運ぶことになった。

アイヌの学び

今から書くことは、私の独断と偏見と、編集能力がないにもかかわらず、残しておかないといけない文章として、考えているので書かせてもらう。
なので、誤字脱字読みづらい点があるのことをはじめのうちに謝っておきます。
もし間違えていたり、表現がおかしかった場合教えてくだされれば、修正をいたしますので、どうぞよろしくお願います。

今回、この縁を頂いたのは、12月18日 イベントとは、結構前から決めていかないといけないんです。
今回足を運んだのは、千葉県の木更津にある高倉観音という場所。
_MG_5549私が今回ここに関わることができたのは、私がことたまTVに出演するところからである。

私は踊りを行っているということもあり、即興で踊りを踊って欲しいという言葉を頂いた。
即興での踊り、得意とするものなのか、どうなのか、音楽は 和、私がメインで行う踊りは 洋、そして踊りはやり続けているけども、それを体現するほどクリエイターとしての能力が高いわけではない。ではどうするのか。
私に声がかかるということは、私の技術を求めてるわけではなく、その時にどんなふうに生きてきたか、どんな思いがあるのかがのほうが重要だとおもって、腹を据えて行った。
踊りを行った後に、そのままTV出演そこで、私の家にはなぜか、アイヌの人たちが作った。木彫の熊や木の壁飾りがあったのだ、なにより、驚いているのは、自分自身が、友人にアイヌのハチマキを買ってきてくれと頼んでいたことだ。

私はアイヌではないが、小さい頃からそのアイヌのことが興味があり、そして気になっていた。そんなことをことたまTVで小見寺会長に話していたら、アイヌの文化継承者である宇梶さんのもとに行くというはなしを頂いた。これも、なぜだかわからないけど、その日は時間が空いていて行くことができた。このように、不思議と呼ばれる時にはその時間が空いていることが多くある。

宇梶静江 アイヌ文化の継承者であり、古布絵、絵本作家でもある。

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小見寺孝子 三好良社の代表であり学びを感謝、行動をもって人生を歩んでいる方。
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山川(元フジテレビのアナウンサー)

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この3人が12月18日 最後の観音様の縁日に対談することになった。(ここからの文章は話し言葉をまとめています読みにくい文章になり、途切れ途切れになることをお許し下さい)

宇梶さんと小見寺さんの話はアイヌの挨拶から始まった。

「イランカラプテ」 あなたの心にそっと触れさせていただきます。
単なる「こんにちは」という意味ではなく、
あなたの心にそっと触れさせていただきます。という相手のためのこと。

大正時代の話になるようなのですが、日本を研究されていた海外の女性の方がいたそうです。その人が話した言葉は、「アイヌほど礼儀正しい民族はいなかった」だったそうです。

宇梶さんは、現在はこの考え行動も廃れていってしまっていると嘆いていました。

「今、祈りを上げるとするなら、神に仏に祈りはすれども、自然 というものへの感謝を、声にすることは少ないような気がする。」

人と人が簡単にこんにちはと言える言葉のように、古代アイヌ人は自然に対する畏敬の念をもっていた。

小見寺さんは、「カムイをまなべと聞こえてきた」カムイは神威「かもい。かむい。しんい。」と、読み方を変えると意味も変わるということ。

カムイは軍艦 神威とも繋がる。
そしてこれから渡辺美佐子3月4日に人間魚雷についての朗読会が行われる(これは12月18日の話です。その後に内容は変わり、3月4日渡辺美佐子さんは、「ひとり旅一人芝居」の「りんごのほっぺ」を朗読されました。)

しかし、その朗読を聞いても何かが違うと疑問が浮上していて納得することができなかった。

心にその思いがあれば、言葉を伝たわるが、なぜかしっくりこない。

朗読は内容によって、声も空間も作用してくる。

本当に世界平和を語るというのは一体なんなのであろうか?

世界平和とは感謝のような簡単に言い切れるようなものとは違うような気がする。

理解してしまうということでしか無い。

これから世界平和は理解するということでしかないということ。

以前千葉で栗原さんと宇梶さんの語りがあった時にも聞いてもいた。

反戦の本がありその本を読んでいたが、宇梶さんは大地への感謝についこのように述べていた。

「もし高倉観音様のようなところに来るときには用意するものは、たばこ、塩、穀物 を紙に包み、呼ばれた土地で

「自分は小見寺というものです。 神羅万象の神々様に差し上げます。うけとってください。」と

火をつけて、その煙を上に上げながら祈ってもらいたい。

それが、大地の神様への畏敬の念であり、その場でじっとしているただ見守ってくださる神様に、

なすがままにさせてもらっている神様に、自然に対してとても感謝しているということを表している」

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「周りの神様たちもそれを受け取り、私達の存在を受け入れ健康であり、みんなに伝えられる力を与えてもらえるということ。
これはアイヌだけではなく、私達の先祖が形は違えど行なってきたこと。戦いや他の要因によって、忘れられ置き去りにされてしまったこと。だからこそ、原点はここにある。」

だからこそ、貫く 旧字は實(みのる)実る 自分が学べば良い 

足立区で、亀の上にアイヌの神様を降りてきたと言われた、 ふくろうを刺繍してくれた。

高倉観音の場所には熊野神社が一緒にあった。熊野神社は鈴木の発祥 アイヌの熊 アイヌの鉢巻 アイヌの彫り物もっている私。鈴木、熊はキムンカムイとアイヌで言われているは
キムンは山 という意味 カムイは 神
私は山に呼ばれて、山に行く。

山の神さま (本当の山の神は女の神様だが、動物の中で一番強いのが熊とされている)

アイヌのハチマキの文様は神羅万象を表す。

高倉観音と小見寺さんが聞いた時に高倉下命がでてきた。新潟の弥彦神社につながっていく。新潟は小見寺さんと深い縁がある。

宇梶さんの書かれた絵本の中にセミ神様のお告げというアイヌの昔話の本がある。

その中に虫の知らせたという内容で、虫と自然は同じものである。

予感を教える。
3月4日に
人間魚雷の朗読を、渡辺美佐子さんに読ませるのか?

明治から150年を表現するために、七福神ミュージカルを立ち上げた。

和から洋になって150年。良い悪いは別として、その移り変わりを学ばないと日本のことはわからない。学校ができたのもそういうわけである。

人間魚雷で人が最も死んでいるのが山口県

自然信仰していたアイヌ(それは日本の元)、自然に感謝することを学ぶことができれば、自然と感謝する心になるのではないだろうか?

本当の日本の感謝、感激、感動は実践から生まれる。

 

ここから、アナウンサーである山川さんが参加する。

ちょうど、幕末から明治なる時に関西が中心となっていろんな新興宗教が起きてきた。その教祖となる人達が、神様とつながって、いろんなことを表現し始める。その時に言われていたこと、共通して言われていたことが、

「これから物質中心の世の中になるから日本が自然を大切にして暮らしてきたその伝統が壊れてしまうと警鐘を鳴らしていた。まさにこの150年でその通りになってしまった。」

山川さんは東京から30年前に千葉県に引っ越して、古い家を借りてその家がやっていた畑や田んぼを引き継いでそのまま米と野菜を自給自足する生活を行っている。

その30年の暮らしをするなかで、周りの畑を見ていた。周りの畑は農薬をまいていたが自分の畑は無農薬で栽培をしていた。いってしまえば定点観測に近い形で30年間その周りの畑を見つづけることができた。

その30年の中でも周りから生き物が少なくなり気候が変わりなど様々な問題が見続けてきた。

人間の活動で、そのような気候変動起こしたり悪い状況作ってしまった。地球に対して悪いことをしてしまったという自覚がないのではないか?

なので、地球にたいして、手を合わせて、ごめんなさいという気持ちで地球に対して汚さない傷つけない生活を今すぐにでもスタートしなくてはならないのではないでしょうか。

環境の変化は、そのメッセージであろう。これからも人は地球に住んで行かないといけないだから未来の人のために改めなおしてもっと資源をどんどん使うのではなく、簡素に暮らして行かないといけないと未来の人が穏やかに暮らしていけないと思ってしまう。

みんなが今の現状を気づいて少しずつでもいいから直していかないといけないと思う。

気付きの連鎖反応を起こしていくのではないだろうか?

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小見寺さんは応える
「初めは宗教や信仰のある人たちと行動を起こしていけばと思ったんですがどんどんつながってきた。それはナンなんだろうかと、なんだかわからないけど私は七福神が大好きで、七福神を追っかけていたら日蓮聖人関連のいろんなことにつながってきた。」

「だけどこういうこと言うと宗教だといわれていしまう。しかし、・・・。」

山川
「宗教そのものが悪いんじゃなくて、大本教のヒトタチと知り合うことになったんですけど内紛が本当にひどいです。
信徒の人たちが収めているお金を自分勝手に使ってしまうひとたちがいるおかげで誤解が生まれてしまう。」

小見寺
「私は障害者になった時から人を恨んでいた。しかしある時からいろんなことが伝わってくるようになって、そんな時に絵を描き始めた。魚の尾っぽを使って描いた。魚を見ていたら魚のように動きたいと思って描いた絵がバチカンに貰われていった。今度はサンマリノの大使に貰われていった。
いろんなことを山があり谷があり、山の神さまを学んできたら、先程も、山の神さまに感謝をすることを宇梶さんから教わった。8日 田の神事をして、そこから稲刈りや田植えを始める。そのような過去からしきたりがなくなってしまっている。
せめてそのようなことを語ったり実践しなかったらダメなんだと思った。
だから今、インターネット番組の中でそのようなことを語っています。
宇梶先生と以前は、若いせいもあってかアイヌの勉強をしろと怒られました。
しかし、アイヌの勉強をしろといわれたけどわからなかった。それは幕張の出来事でした。
しばらくしたら、足立区で行った時に、アイヌの神様が降りられ、その時にふくろうの刺繍をして貰った。
私は振興も宗教もわからないけど、私は何を信仰してるのといわれたら、「感謝です」としかいえない。
その時も掘ってくれ掘ってくれと言われた時に庭をほったら、お地蔵さまがでてきた、そういういろんなことがあった。」

「宇梶先生は正直なひとだから、頂点の人たちが集まる。芸能界の人たちが集まるところでも嫌いと素直に言いった。芸能界のつきあい方にも悩んだ。でも人間に悪い人はいない。毒になるものも薬にもなる。人間は学びを指定か無くてはならない。」


小見寺さんは月が好きでした。神秘的な月が好きでした。特に満月が大好きだったそうです。
そして偶然にも
小見寺さんは昭和17年5月30日生まれの日は満月だったそうです。
小見寺さんは台湾生まれで、最近は中国韓国日本のこのこういうところと縁があります。
韓国を代表する人たちと、いろんなイベントをやることも縁があってのことだから、今がある。

本当にやらないといけないことは自然ということ、自分からねるということ。自分から学ぶということ。

小見寺
「全部はできないけど微かでも心に受け止められるような、過去、現在、未来にかけてやっていかないとダメだと思って、たまたま宇梶先生とあって、たまたま、3~4年前正確ではないけど、千葉かどこかでの語りの時に山川さんとあっているかもしれない。」

山川
「15年くらい前から宇梶さんの作品を朗読させてもらっていてコレボレーションも様々やっています。」

小見寺
「栗原さんと一緒に千葉にきて見た記憶がある。それがいつだかはわからないけど、住む場所にも縁がある。
苗字にも縁がある(山川)」

山川
「フジテレビでアナウンサーをやっていたが、東京には自然がなくて、それで生きが詰まってしまってました。
私の中でも悲鳴が上がっていた。だから、千葉に引っ越し田んぼ仕事をしながら、自然と向き合ってきました。
そして、私なりに自然のことをわかったつもりになっていたが・・・。
昨年(2014年)アイヌの方と縁があってその人達と話していると、
アイヌの人たちの遺伝子の中に、何万年ものあいだ自然と共に暮らしてきたものが体に入っていたんです。
顔も話も全く同じなのに、自然の話をするとき、彼らから深いものを感じてしまうんです。
聞きながら自然と手を合わせてしまうくらいになる。」

(山川さんは東京の千駄ヶ谷で生まれ育った。)

「自然から離れている、いまこそ、アイヌが持っている深い自然観を、学ばないといけないと思う。
自然は言葉でいうけども、空気、水、食べ物がなかったり、土がないと生きていけないのに、
人はそれを汚し続けてしまっていること、
アイヌの人達はそれで命をつないでいてきた人達なんだ。
南アルプスにリニアを通すためにトンネル工事が今日始まる(2015/12/18)20万キロのトンネル
まさに神をも恐れぬ所行ではないかと思う。」

小見寺
「今、山川さんはフジテレビとおっしゃった。
私が感じるのはフジテレビ53年前のフジハチロウさんは裏と表の人だった。
いい人たちだけだけではない。お金で動くひと、そうじゃない人がいます。
正直に真面目にやってきてる人ほど、体調を壊している人がいる
それはをどこに使うかだと思うのです。」

Takumi__MG_56383月を過ぎ、無事に朗読会は終わりました。
4月になり、今度は小見寺さんと宇梶さんは アイヌシュシュをつくる、魔除けの会を行うと話が進んでいるそうです。

その後伝統的なアイヌの衣装を着せてもらい写真を撮らせていただきました。

Takumi__MG_5602そして帰る寸前で見つけてたのが、この実
菩提樹の実、観音様の足元で菩提樹の実をこれも縁を感じます。
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