私が何故ミュージカルというものを志したか。 今はジャンルレスだけど
歌と踊りと芝居この微妙な独立された芸事がミックスした何でもあるなかで表現されていることが、何より自分がやりたいものがすべてそこに存在するのがよくわかってる。
だがミュージカルという名前では表現されにくいものもある。
その時に言葉を使えば、芝居、歌を歌えば、踊りを踊ればと、個々のジャンルがあるけど、ミュージカルと言うだけでは難しいそれ以外のジャンルもある。
今回のダンス劇(熊谷さんいわく)はそんな感じのものだ。
踊りと芝居と歌がコラボ、3人のそのプロフェッショナルが行なった。
今回の舞台「踊り上戸祭り ー夏ー」『足裏で天使が夢みる夜は』ザムザ阿佐ヶ谷
踊り、熊谷拓明 歌 原田茶飯事 芝居 ワタリ(渡猛)
このどの3人も私は大好きである。
表現を自分なりに追求してきた3人の表現が一個になった作品。
その時を生きているここまでミュージカルとは違った入り乱れたでも異色でありながらお互いの脚を引っ張るのではなく相乗効果でその場所にある空気を動かすエネルギーを感じるものだった。
ただ、ただ、涙を流す心を動かされる瞬間が生まれたこと。
愛に満ちた空間はもっともっと多くの人に見てもらいたいと思った。
それと同時にほど同年代の自分はなぜ、この境地に今立っていないのかという悔しさも覚えた。
それだけ、人の心を動かされることなんだ。