故人の写真の整理・・・

故人の写真の整理・・・

私はもともと、カメラマンだったりもするんですが、(一応現役フリー)
そうなると、写真の撮影をして、それをPCでの現像処理をするんです。
今はプリントアウトすることはほぼなくて、データでのやりとりがほとんど。
宣材写真なども、一時まではプリントアウトをしていたが、やっぱりデータのほうが好まれるようだ。
当然だよね。ネット社会なのに、現物支給をしていたら、意味が無いからね。

これはあくまで現代を生きる私達のはなしで、世の中にはそういった時間軸で生きていない人たちもたくさんいます。

デジタルデータいっさい関係ないカセットテープ世代と言うやつでしょうか?

半分は仕方ないと思い。自分もいつかはそうなるとも納得している。
時代のアップデートについていけない状況。
今の私もLINEはずっと好きになれないわけで、となると、今の時代の人で半すでに無いかも知れないなぁ・・・。

先日も書いた祖母の件です。
カセットテープの人です。祖母は、
つまりは写真もアナログプリントアウト、葬儀のときもそんな写真を探し出し、使ったわけです。
アナログのままとっておいてもものは一向に処分できないわけでから、デジタルに変換をする作業を私が請け負いました。

データを見ていると、ほんの数年前は旅行に行ったりしていたんですよね。
介護の場所にいるわけでもなく、自宅に暮らしていた。

自分がそんな状況になったわけではないから想像でしか無いのだけど、
介護をされるじょうきょうになったらどんな氣持なんだろうとね。

祖父のほうは、肺気腫で心臓に負荷がかかり他界。
介護状態になることはなく、最後まで自分の脚で動いていた。

祖母は介護状態になり、最後には認知症の末期に急激な速度で進行していったそうだ。

どこまで自分を自覚して、どこまで私達をわかっていたのか。

数年前の写真を見ていて考えることです。

生きることをその人の背中を見て感じさせてもらったこと。

どちらかと言えば、祖母にはそういうことを学ばせてもらったね。

私も知らず知らずのうちに35歳若いつもりでいたが、もう20代ではなく、アラフォー世代。

速い時間の進みの中から多分、1番幸せな時期を感じているのかもしれない。

金はないけど、自由にやらせてもらっている。

アイアンガーヨガ指導員にもなれたから、ここから人生また変わっていくだろう。

好きなことして、最後まで元氣に生きること。

生きること考える。写真の整理からこんなことまで考えることができたのは、祖母のおかげなのかな・・・。

キツイことしか私は声をかけられなかった。愛情の裏返しでね。

さぁ、前へ進もう。明日も私がやるべきことがたくさんだ。

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