東京コメディーストア:D 6th

東京コメディーストア:D 6th

ライブを見ること。

これは舞台を見に行くこととは一線を違うものになっているような気がする。
逆にインプロのライブを舞台を見に行くという感覚ではインプロというジャンルとは違ったものに関係をしているようなきがする。

この東京コメディーストアのライブはショーとして、一つのジャンルを確立していると毎度毎度思う。
自分がインプロをやっているからこそ感じることだけど、
何が大切なのか何のためにインプロを行い人の前に出るのか。
それがとても重要な気がするんだ。

様々な考えがあると思うけど、人の前に出る時完璧を求め、想像を超えたものを見せるのも一つだと思う。
だが、私はそこに来た、来てくれた人たちへどんなものを持ってもらうかっていうのをとっても重要に思っています。

舞台に来てアーティスティックなコンテンポラリーを見せるのも一つ。これも私の中にあることだ。自分の解釈や考えを理解させようというよりは自分表現方法で行うこと。
これは私にとってスタンダードな舞台のあり方だと思うし、むしろアートである。

しかし、しかしだ。

なぜ、こんなに真面目に舞台を作っているのか?という自分も存在するのだ。

海外の舞台と比較するのはどうかと思うが、
海外の人たちは何のために、舞台に来るのか????

興味があって見に来る。そして、観劇の仕方は自由なんだ。
舞台側の人間が、これどうだと見せつけるのは、さっきも言ったけどスタンダード。
でも見てる人のことを考慮したのかということ。
舞台側で見せている人が、お客さんのことをどうこういうことはできないはずなんだ。だって、お客さんはどんな理由であれ、楽しもうとして来ているからだ。(アートでもショーでも)
お客さんを引き込むための絶対的な演出や技量を持って行う舞台はそれでお客さんの心をつかむ。
舞台側の一方的な表現で、お客は別にわからなくて良いんですよって、言い切れるのはお客さんを何のためにやっているかって感じてしまいます。

だから、この東京コメディーストア:Dのショーはその一つの集大成だと思う。
チームとして徐々に固まりつつあるまだ成長の過程なのがわかる。
チーム感としてとっても信頼感が生まれつつある。

そして、お客さんのことを大切にするということ、アウェイ感をださないつつみこむような暖かさと舞台上で全力を見せられる強靭な覚悟を見せられる。

 

人の前に立つこと。

 

絶対的な技術なのか。  はたまた、その人の心をみせられるか。

ロクディムと東京コメディーストア:D お客さんのことをどこまでも考えてあげられること。
私はこんなチームの素敵さをみんなにも知ってほしいもんだ。

というか、

 

 

 

私がやらないとな・・・・

 

 

やるぞーーーーーーー。

 

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