セラミック スパイスミルの修理・・・ メカニックな私。

セラミック スパイスミルの修理・・・ メカニックな私。

料理をするときに絶対に必要なのは、基礎調味料である。
その調味料は塩、醤油、砂糖、スパイスなどなど・・・。

食材そのものの味を引き立てるものである。

で、ブラックペッパーや塩はこのミルを使用するのだが、
私は結晶の塩を使用するため、細かくしていた。

さて、セラミックなので、錆びないとタカをくくっていたら・・・。

錆びるパーツが中にあったんですよ。

スプリングです。

スプリングはステンレス製。

え、ステンレスって錆びないっじゃと勘違いする方もいると思いますが、そうではないんです。

ステンレスも立派な鉄の、錆びにくいことは間違ってないのですが、やっぱり錆びるんですよね。
しかも外からは確認できない位置になるまさに歯と歯の間の虫歯みたいな存在。

はじめはあまり気づかなかったんですけど、徐々に塩が削れなくなる。
おやって、思っていたら、スプリングが効いてないつまりは、荒くしたり細かくしたりする調整用ダイヤルがくるくる周り、更にスプリングがあれば、そこに弾力があるんですけど、そうではなく、ガタガタになっていたんです。

そこで、そのダイヤルを外して、セラミック刃をとってみたら、あーら、塩分のサビでスプリングが見事に折れてるではないですか。

もうこの瞬間から、私はショックを受けるどころか、むしろ、整備士魂が燃え上がり、なんとしてもこいつを直してやろうと意気込む変態だったわけです。

さー早速、近くのホームセンターに行き同じ型のスプリングを購入。実際にはコイルタイプで円錐形なんですけど、そんなものはホームセンターには売ってないので、円柱型の通常のスプリングを代用して購入です。

早速家に持ち帰り、スプリングを加工作業に入ります。

この時動画を撮っていればと後悔を今ごろしています。

購入したスプリングを半分にカット、そして、ラジオペンチを巧み使い(自分でいいます)
台座のように加工し、なんとなく、円錐形にします。
本当は火を入れて焼入れしたほうがもっと良かったのですが、
まぁ、そこまでするなら、新品購入したほうが良いでしょうから、

無事に元通りになったという報告ブログです。

こんなふうに日常で使っているものも修理すれば延命することもできる機械などは多数あるんですよ。

是非次の修理まで乞うご期待!!

(いや、壊れないに越したことはないんですけどね…)

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