終わってみたらあっという間であった7年
8月にあった試験の合格証書がインドから届いた。
もともと、このヨガをやり始めたのも親がやっていたから、というのが第一で、マーサ・グラハムのテクニックをより良い方向に進めていこうというのがスタートであった。
初めは私も そんなにヨガには真剣じゃなかったし
やはりサブの存在であった。
しかし、やればやっただけ、自分にない何かの感覚を身につけるようになってきた。
普通の人よりは筋力的に優位な位置にいた私だが、よりどのように体を使って行なっていけば良いのか。明確になってきた。
ヨガが身体のエクササイズという目線だけで話が進んでいたいが、書籍やアイアンガー先生の言葉などを学び更にはティーチャーズトレーニング(先生になるための勉強)を始めた時によりその意味の重要性が身体にリンクをし始めていた。
ただその動きを身体で行うだけではなく、その心の学びも必要な点についてもだ。
人間関係が苦手て、当時いた恋人とも破局をしていた私は、そもそも自分に頼れる人間の少なさに愕然としていたし、ある意味では自暴自棄にもなっていた。
人として普通に生きていくことはできたが、自分にとっての楽しみを得られる機会は本当に減っていたのだ。
ただ、やり続けているだけで、自分の表現する機会もどんどん減っていた。
自分の心状態や、考えかたは外に出しているつもりはなくてもやはり、不思議と反映してしまう。
自分自身を見つめ直しより磨くためにと私を助けてくれたのは、このアイアンガーヨガ。そしてインプロの師匠である渡猛。ボイストレーナーである伊藤先生。様々な氣づきもらったわけです。
自分のミスを指摘してくれる環境は技術以上に自分の心を磨いてくれる。
アイアンガーヨガは私にとってたぶん。これからの人生をかけてより自らを磨くためのツールになってくれると思っています。
先日インドより、アイアンガーヨガ認定指導員としての免状が届きました。
これを手に入れるまでとても長い時間をかけた。
写真は私に初めてアイアンガーヨガを教えてくれて、そして、現在でも栃木での私の先生である。武田先生との2ショットです。
本当に有難うございました。
これからやっと指導員として一つ踏み出します。