東京に一曲集中する日本。

特に芸能関係については、地方との格差が大きなものになっている。理由はそもそもやる環境がない。それにともない、演る人もいない。仕事にもつながらい。プロが育たない。など複合的な問題。

だが、そんな中このモザイクスは、福岡県飯塚という場所で生まれ、活動を続けている。

演劇の世界（業界は）は正直古いスタイルからぬけ切れていない。新劇以降、真新しいことが生まれていない。

常に考え続けることなんだと思っている。混沌の時代から生まれてきた（正確には見直されてきた、体系化した）この

即興芝居

よく、台本がない芝居と表現されるが、私はそれ以上にすごいと思うのは、人の前で瞬間的に確定させていく、その勇気を讃えられるべきなのかと思う。

シリアスもコメディも、なんでもできる即興芝居。でもなんとなくコメディになっていったりするのは、人間の言葉がそこにいるだけで面白いからなのかな。

人の生き様をまざまざと見せつけるジャンル。

なにもわからないことを勇気を持って表現すること、結局はその人の人柄が全面に出てくるもんだ。台本に書かれていないのに、その人の人生が浮き出てくる。まさに生き様。
お笑いとの違いは自分が面白いことを表現するのではなく、関わってきてくれた相手を輝かせ素敵にすること。自分以上に相手とのたのしい時間を自由に過ごすこと。（もちろん自分は犠牲にしないで）

私はそれに魅了されているのだが、モザイクスは、飯塚で続けている。普段は普通の会社員だったりする人たちが、特に地方であれば保守的な流れがでてもおかしくないのに、即興に魅了された人達が推し進める。

フェイスブックの記事をシェアしたりしているが、そのときに私はこれからの流れは多拠点生活になっても良いんじゃないかとかいたことがある。
東京一箇所ではなく、多くの場所で移動しながらの生活を、
好きなところで、好きなように、その一個が全国でこのような動きがついていってくれればとても良いかなって願っている。