芝居は心の問題が大きい。

芝居は心の問題が大きい。

私は自分の表現者としての活動として、芝居を選択している。
ただ、死ぬまでこれしかやらないとは決めているわけでもない。
自分が感じて好きだからこそそれを突き詰めていくんだと思っている。

仕事の都合上あちらこちらの場所に行き、そこで演技をしたり、はたまた指導をしたりする。
不思議なことに私の存在のイメージが勝手に先行し勝手に決定をつけられていたりする。

それはもっと有名な芸能人になればなるほど、この傾向は深まると思う。
聞いてもいないのにその人を決定づける行為は正直好きではない。特にマイナス面のイメージはたちが悪い。

だからといって、イメージの改変には相当な時間と行動が必要になるのだ。

私が今のメインで動いている即興芝居は、題名に書いたとおりの心の動きが大きく左右する。
高校生の指導が今はメインになっているが、これがまた難しい。
心が動くから涙がでて、心が動くから体も動く。
しかし、そんな教育を受けてきていない子達がいた場合。私の考えは伝わらないことが大いにしてある。

それ自体も実は勉強だったりするのだが。
心の問題は生活環境や行動が大きな部分を締めている。
役者の場合自分の生活をするために嫌でもやらないといけない仕事(バイト)などが存在するが、実はそれが演技の妨げになったりするのだ。
なぜならその部分で、心が自分のやりたいこととは違った方向に曲がってしまうからだ。
平氣平氣と思っていても実は少しづつ体には蓄積されていく。

それが特にその場でやる即興芝居では出てきてしまうのだ。マイナス面や暗黒面などwww

それすらもOKにできるマインド(心)はやはりトレーニングがひつような部分。

だから私は指導する立場になっていたとしても、学ぶということを辞めることはないだろうし、辞めるつもりもない。むしろ学びをしないで教えるということはなぜできるのかと思ってしまう。

人それぞれの人生の中でより良く自分のストレスの少ない状態で過ごすにはやはりその人の納得できる生き方をしていく必要があるんだろうな。

私が師としているロクディムの共同主催 渡猛 その人のもとで自分との学びを続けてはや何年。

自分自身が変化していることや、氣づけることも増えてきた。
即興芝居を通して、ショーという本番を通して、人とのつながりを学べる時間を作ることができる。

 

 

 

 

 

 

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