昨年より、オペラやバレエの大型の商業演劇の出演が増えております。
今回は魔笛 以前出演したのも偶然にも魔笛 モーツァルトのオペラです。
前回のものは、むしろとてもクラシカルなスタンダード演出というかそれが本家
バイエルン国立歌劇場のものでした。
そんなもともとモーツァルトの時代に生まれたオペラを宮本亜門が料理するという作品です。
今リハーサルを行なっていますが、全く別物に変わっています。
現代劇という形で演出が変わります。
オペラですから、勿論歌っている内容は変わらないのにです(笑)
演出だけでこれだけ内容が変化するというのも面白い。
解釈を変化させるだけで、全く違うものになるというのは、人生もそれに等しいですね。
一方からは正義に感じ、またある一方からは悪という単純なことではないという縮図のようなものです。
私たちは常にその一つの方向を正義と信じて社会生活を送りがちですが、それをよくよく考え進んでいくべきですね。